2010年5月16日/大阪 Club ALIVE!

INO HEAD PARK2010 春TOUR
『CRAZY LIVE INO TRAIN ~I列車で行こう~』

※B/曽我”JETTSOUL”将之(dragon soul heads、AGE of PUNKサポート etc)
※Dr/SHOW(くず、山口智充サポートetc)
※Performer/J-ZEAL

<セットリスト>

パーク長の気合い入れ

SE〜ツアーナレーション

OP
新曲
〜CO2が2日分噴射(しばらくステージが見えず)〜

グルグルTONIGHT

新曲-Limelight
Dream catcher

恋する宇宙人
サッサ
〜シンバルは1つでしたが、高さが随分ありました〜

新曲(名古屋からの新曲)

ED

+++


INOの出順は2番目。
トップバッターだったeversetさんのライブ後で、フロアの中は汗とホコリの匂いが混じった熱気でムンムンしてました。
eversetが終わってもそのまま残っていてくれたフィッシュさんも多く見られる中、転換で空調も入れ替わり、ようやく涼しさも戻ってきたとこでパーク長の気合い入れ☆

大阪では前日の名古屋とは変わって、SEからOPへと
暗闇を抜ける暴走列車の演出もようやくバッチリ。
INOっぽさがあったとすれば、4本の光の筋と一緒にミラーボールが回ったとこでしょうか。
そして始まった1曲目からは、名古屋のライブから翌日とは思えないほどの気合いと熱気に包まれたステージでした!
特に1曲目からのダッチくんのVOとステージングが全然違ってました。
今まで私がそこまで見ていなかったせいも大きいかもしれませんが、
いつも以上に力強くフロアへと向かってくる様がとてもかっこよかったです☆

ところで上のセットリスト内でも書きましたが、名古屋でやらなかった分もなのか、冒頭から噴射されたCO2がこれまでにない程の量になっていて、ずいぶん長い間ステージがまるで見えない状態になりました。
暴走列車は機関車でしたか・・・。モクモクモク・・・。^^;

確かこの曲だったハズだけど、タクヤくんとスッシーがセンターで見合わせて披露するツインギターもすごくカッコイイね☆
今回の黒い衣装なのが見た目にも引き締まって見えるのがいい。^^
恋する〜のツインギターも大好きだけれど、2つのギターが重なると一際テンションが上がりますvv
って、今までずっと触れようとして忘れてたので、ようやく今書きました。(笑)

勢いあるままに、つづけてのグルグルTONIGHT。
いままでどうだったか記憶があやふやですが、この日はスッシーとダッチくんの間に曽我さんも入ってフロント全員で手を繋いで始まりました☆
曽我さんが少し照れた笑顔でそれに加わっていたのが印象的でした。^^

スッシー曰く、今日のダッチはステージで暴走するための「アイテム」を手にしている! との事でした。
その何かなアイテムがあっての、最初から勢いあるステージになっているのかな?
(結局、アイテムの正体は不明なままでしたが・・・。)

そしてスッシーのMCから3曲目へと進むのですが、スッシーの口から出てくる単語が「宇宙」になってます。
恋する宇宙人?
いままでのツアーの内容からすると3曲目には新曲が入ってくると思っていたけれど今日は違うのかな??

スッシーはそのまま恋する宇宙人へとやる気満々で演奏体制に入ります。

その瞬間、スッシーの目の前へ、自分の手をパーに広げて制止にやってくるパーク長。
まった、まった、まったー!

なんと、スッシー。
気合いの入りすぎでテンパった挙げ句に、3曲目の前フリをするとこを5曲目の恋する宇宙人へと大きく飛ばしてしまったようです。
あぁ〜〜〜これはどうするんだ!
自分がやらかしてしまった事態にさらにテンパるスッシー。

「俺、テンパりすぎるとなんだか判んなくなっちゃうの!」

でも困りつつもスッシーもみんなもステージ上は皆笑顔が続き、気合いも途切れることがなく。

なんとか話を戻して、正しい3曲目のLimelightへ。

Limelightは、ダッチくんの表現力に期待したいと初日に聴いた時にココでも書きましたが、期待の通りに感情が前に出てきてるのがすごくよく伝わるなぁ〜って感じる瞬間が多くなってきました。
意識せずともダッチくんに注目してしまいます。

が、しかし。

今日のステージでは冒頭から気になっていましたが、ダッチくんの左手に黒マジックで何か書かれているのです。
たぶんそれはパーク長が手をパーにしてスッシーに見せていたものと同じものなのです。

セットリストのカンペ。(笑)

♪手を伸ばして〜〜〜

の詞のところで情熱的に左手を差し伸ばす手の平には、そのカンペが。

少々、シュールな絵面でしたよ・・・。^^;

たぶん見ていたフロアの多くの人が笑っていいのかどうなのかと頭の中で迷ったことでしょう。

Limelightから続けてDream catcherの曲冒頭で、突然演奏がストップしました。
メンバーがSHOWさんを囲んで会議。
スッシー「間違ってないのに間違ったと思って止めてしまいました・・・」
どうしよう、これはまた入れるかな?
なんとか仕切りなおして、あらためて最初から曲に行く事ができました。

特に問題なさそうなのに止まってしまうから、何事が起きたのかこちらもドキドキしてしまいました。

そして今度こそで、恋する宇宙人へと。
スッシーが俺はもうやりたくない!と言うので、タクヤくんが前フリをすることに。(最近この展開が多い様な。(笑))

やさし〜い語り口で、宇宙人も恋をするんですよ・・・って話をして曲に入りました。

曲はそのまま終盤、サッサへ。
ダッチくんとジールくんのシンバル技のシンバルの位置が今までより高さが加わって難易度が上げられていました。

ドリル弾きのシーンでは、今回はスッシーだけがドリル演奏を続けて、タクヤくんはピック弾きになってました。

サッサからラストは一転空気を変えて、名古屋の初お披露目につづけて2回目の新曲へ。
昨日の今日でしたが、ステージの動作・振付けなどがまた大きく変更を加えてました。
フロント全体で動いていたのを、フロアが真似るような格好になりました。

歌詞の中に「太陽」などの単語も出てくるように、全体的に
なんだかニコニコ・ポカポカしてくるような感じで、そしてやはりINOらしく
上に向かっていく内容の曲ですね。

そういえば随分以前、かめちゃん(マイクさん)が、INO曲の歌詞には
ポジティブで上向きな内容になるように意識しているって書いてました。
その部分は新生からもしっかり継続しているんだなぁ〜って思いました。

ラストの曲演奏も終わり。
そして最後の最後、ダッチくんがフロアに向かってまた力強い口調で語り始めました。

正直言うと、最後のSEの音にかぶさってもいたので細かい部分がうまく聞き取ることが出来なかったので、ここに全てを書くことが出来ないのですが・・・。
でも一番最後の言葉ははっきり聞こえました。

「僕たち(イノヘッドパーク)に付いてきてください!!」

+++

・・・個人的な話になります。(すみません)
わたしは今年に入ってから「ライブ中には泣かない」とずっとそう決めて、泣きそうな場面は何度もあったけど、でも頑張ってこらえていました。

名古屋につづけて、この大阪のステージを最初から見ながら、言葉にできない色々な思いが頭の中をめぐっていきました。
そんな中で最後にこのダッチくんの言葉を聞いてしまったら、
とうとう、こらえる事が出来なくなってしまいました。

抑えていた何かが抑えきれず出て行く様に、涙があふれ出ました。

ギリギリまで悩んでやっぱり参加しようと決めて来ましたが、
そうやって参加できたことに、心から良かったと思いました。
大切なものを無くしもしましたが、代わりに別の大切なものを受け取れた気がしました。

この日は終電で帰らねばならなかったのですが、どうにか無事に最後まで見て終えられました。
最後に演奏した新曲のように、心がポカポカした気分で帰宅できました。
^^

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そういえば、大阪のステージは後ろのSHOWさんが常にニコニコして
ドラムを叩く姿もよく見ることができました☆
しかし反面、曽我さんの姿はグルグル以外でほとんど見ることが出来ず。^^;
ブログ見てヒゲ山さんになってたのかぁ〜と思いました。(笑)

次はいよいよ終着駅に近づく一駅前!
横浜 SUNPHONIX HALL駅ですね!

暴走列車はその名の通りに、激しさを増してきたので、
いよいよ振り落とされない様に乗り込まねばですね☆

+++

補足ですが、世間様で確認するところ、この日の終演後の物販では
ダッチくん&パーク長コンビでの登場だった様子です〜。

(横浜でも出てくるのかしら?)